• LINEで送る
カテゴリー

自分で考える子どもを育てる――レゴBOOSTの魅力をいかす短期講座

 

2019年6月14日、子ども向けプログラミング教室“Tech for elementary(以下、TFE)”では、滋賀県草津市で”草津05倶楽部”を運営する山口里美先生を講師にお招きし、オンラインセミナーを開催しました。

 

山口先生はご自身がレゴを好きだったことから、親子が自由に創作を楽しめる”ブロックとプログラミングの広場”や、レゴやプログラミングをより深く楽しむための教室を運営されています。

 

今回はレゴを使った教室運営や、プログラミング教材としても注目が集まる”レゴBOOST”の魅力について聞きました。

 

 

運営教室について

 

 

山口先生が開講している”ブロックとプログラミングの広場”と、教室の内容を紹介します。

 

① ブロックとプログラミングの広場

開催場所:草津市立まちづくりセンター

開催日:月に1回 土曜日 9時30分~12時

内容:用意してあるレゴで好きなものを作る
パソコンやタブレット端末を使ってプログラミングを楽しむ
基本的には自習形式

対象年齢:未就学児~中学生(親子で参加、高校生以降は単独でも参加可)

参加費:子ども一人につき500円

 

広場については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

参考記事:家庭ではじめるプログラミング③プログラミング的思考を伸ばすLEGOの選び方

 

② 教室

開催場所:西渋川教室

開催日:参加者の希望に合わせて相談

内容:レゴやプログラミングなど、より深く知りたい、学びたいといった希望に合わせた講座を個人、あるいは数人のグループを対象に開講

受講費:使用する教材や内容に合わせて相談

参加ごとの事前申し込み制

 

山口先生は広場を開設した当初、「ゆくゆくはメンバーを集めてレゴの競技会にも参加したい」と考え、高学年以上の子どもたちにも積極的に声をかけていました。

 

一方、保護者同伴での参加が必須であることや、おもちゃの続きでブロックに親しんでいる子が多いことから、広場には低学年、あるいは未就学児からの問い合わせが増加。現在はより低年齢の子どもたちの参加が多くなっています。

 

また広場の参加者には、開催情報を伝えるためLINEへの登録をすすめています。ここでは短期講座やワークショップの情報も発信していますが、「広場にはもともとブロックやプログラミングに関心の高い人が参加しているため、反応もよい」とのこと。

 

山口先生が開催したドローンのワークショップにもLINEからの申し込みがあり、広場から教室や講座への集客には手ごたえを感じています。

 

 

レゴBOOSTを使った短期講座

 

 

様々な種類があるレゴのなかでも、山口先生が教材としての魅力を感じているのは、BOOST(ブースト)・WeDo(ウィードゥ)・Mindstorm(マインドストーム)の3つ。

 

なかでもBOOSTは、TFEが提供する映像授業を活用して、個別で実施している教室や短期講座、ワークショップなどでよく扱っています。

 

◎TFEによる”LEGOで学ぶプログラミング”講座案内

・対象年齢5歳~小学校6年生

・タブレットとレゴ”BOOST”を使用したプログラミング

・短期集中講座(3~6回コース)

・定員5名につき講師1名がめやす

 

◎山口先生によるBOOST講座

開催場所:草津市立まちづくりセンター 会議室(BOOSTを組み立てる場合は、ブロックの入ったケースを置いておく場所、組み立てる場所、タブレット置く場所などが必要。めやすは一人当たり会議用の長机1台程度。 プログラミングをするときは床にシートを広げて動かすことが多いので、さらに広いスペースが必要となる)

1クラスの人数:2~3人

授業時間:1講座あたり1~1.5時間(子どもの習熟度によって組み立てにかかる時間は異なり、組み立てだけで3時間以上かかることもある)

 

レゴBOOSTは、1セット13,000円台〜18,000円程度で販売されています。Amazonでの価格が比較的手ごろなようですが、山口先生のもとにはコストコで安く販売されていることもある、との情報が寄せられています。時期によっても価格には違いがあるので、教室で複数セット購入する場合は事前に調べておくのがよさそうです。

 

販売価格が5万円前後にもなるMindstormsや、2.5万円を超えるWeDoと比べると価格が低めなこともBOOSTの魅力。「扱えるかどうかわからないけれど、プログラミングができるシリーズに挑戦してみたい」と考えている人にはおすすめです。

 

ただ生徒たちにBOOSTの購入をすすめるかについては、「競技会を目指す人には、専門の競技会が開催されているWedoや、Mindstorms Ev3も視野に入れて検討するよう案内している」と山口先生。

 

BOOSTは作品の完成例に含まれる”ネコ”が女の子から人気があり、「かわいい作品が作りたい子や、オーナメントとして部屋に飾りたいと考えている人はハマる」といいます。

 

大きな作品を作ることができるので、なかには「達成感のあまり、作ったあとは飾りっぱなし」という人も少なくないそうですが、鑑賞用としても楽しめるセットです。

 

 

レゴBOOSTを講座やワークショップで使用するときの注意点

 

 

プログラミングが学べ、遊んで楽しく、ビジュアルは美しく、価格もお手頃というレゴBOOSTですが、分解にかなりの手間がかかるため、広場では完成品で遊んでもらうにとどめ、組み立てはしていません。

 

レゴは通常のものでも、組み立てたものを分解するには多少の手間がかかります。それに加えてBOOSTは、ギアやピンなど分解の際にも注意を必要とする部品が多く、1日に複数のレッスンをくり返すイベントや講座には向いていません。

 

山口先生の教室でBOOSTを扱う場合は、あらかじめ組み立てが完成した状態で準備をしておくか、購入してもらう場合は完成品を持参してもらうといった講座のほか、要望があれば組み立てから対応する講座も開講しています。

 

プログラムを組んで動かすためには、ブロックが正しい状態で完成していることが必要ですが、チュートリアルに沿って確認しながら作れば、これまでの作品は問題なく動いたとのこと。

 

山口先生が開講するBOOSTの授業では、ブロックの組み立てではなくプログラミングを楽しむことを目的とし、1~1.5時間かけて1回の講座を進めています。LEGOコース6回目の課題、「的当て」は単発講座のテーマとしても活用しており、「セットが少ない場合は、2人1組で活動することもできる」といいます。

 

 

レゴBOOSTを長期の講座として活用するには

 

 

レゴBOOSTにはもうひとつ、”サンプルが少なく、長期の講座向けのカリキュラムがない”というデメリットがあります。

 

山口先生はこれについて、”THE LEGO BOOST IDEA BOOK” といった書籍が参考になると考えています。

 

THE LEGO BOOST IDEA BOOKには、

・完成する作品が小さい

・詳しい作り方が解説されていない

・作品数が多い

といった特徴があり、一見しただけでは「初心者にはわかりにくい」印象を受けますが、山口先生はこれこそがレゴの魅力であるといいます。

 

BOOSTに添えられたチュートリアル通りに作ると完成する作品は、どれもダイナミックで達成感を味わえる一方、「書いてある通りに作れば、仕組みを理解していなくても完成できる」もの。サイズが大きいので、完成すると中の構造を確認することも難しくなります。

 

紹介した書籍に掲載された作品は、小さいものでも「なぜ動くのか」がわかりやすいのが特徴です。

 

また書籍には必要な部品と完成図が示されているものの、”どうやって作るのか”という細かい作り方は説明されていません。そのため、作る人は「どのように組み立てれば同じものができるのか」を自分で考える必要があります。

 

「レゴをはじめとしたブロックや、プログラミングが育てようとしている論理的思考やプログラミング的思考を、自然なプロセスで身につけることができる」と山口先生。心をひかれた作品をカタチにするために、子どもたちは一生懸命考えます。

 

1時間のレッスンで複数の作品を作ることもでき、教室では”はじめてのプログラミング”コースがひと通り終わり、「一度他のこともやってみたい」という子や、Scratchと同時進行で両方を楽しむ子など、様々なタイミングで活用しています。

 

最後に山口先生は、女の子や大人が楽しめる作品を増やし、作品に合わせた動きなどプログラミングの幅を広げることができれば、より多くの人に楽しんでもらえる講座にしていけるのではないかと話し、セミナーを終了しました。

 

 

Text by 黒田 靜

 

 

月2回で6万円以上の収入が得られるプログラミング教室を開きませんか?

昇給も難しく、年金の減額や支給時期も遅れ、人生100年時代と言われている現在、本業だけではなく副(複)業で、収入(源)を増やし、安心と希望を持って生きたいものです。3年でのべ300教室以上開講しているTech for elementaryは以下の特徴があります。

1.主婦でも退職者でも副業の方でも誰でもできる(映像授業を活用して教え、サポートするのみ)
2.時間に追われず、特定の曜日・時間帯で効率的に行える(開講日時を決められ、かつ短時間)
3.教材ボリュームが多く、継続的な収益を見込みやすい(様々な要望に応え、長く通ってもらえる)
4.地域とのつながり、子供たちの触れ合いでやりがいを持てる(自身の子供にも教えられる)

資料請求すると詳しい内容や実際に使用する教材などを見ることができます。オンライン説明会も行っているのでお気軽にお問い合わせください!


資料請求

関連記事

ページ先頭へ