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【イベレポ】教育ITソリューションEXPO (EDIX)2018 in 東京ビッグサイト

みなさんこんにちは!子ども向けプログラミング教室「Tech for elementary(以下、TFE) 」本部の澤部アイコです。

 

今回は5月16日(水)~18日(金)、東京ビッグサイトで開催された教育ITソリューションEXPO (EDIX)でのイベントレポートをお届けしますね。

 

EDIXは「教育とIT」をテーマにした日本最大級の展示会で、今回は第9回目、TFEの出展は2回目となった2018年。2020年のプログラミング教育必修化を前に、世界各国から教育に関わる企業と新しいコンテンツが集まりました。

 

参加されたTFEの加盟者さんたちには、
・どんな教材を探しに来たのか
・参加する価値はあったか
をインタビューしました。

 

「ITを使った教育に興味がある」
「色々な最先端の教育コンテンツにまとめて触れてみたい」
「EDIXへ行ってみようかな?」
など。

 

秋の大阪、そして来年の来場を検討中のママや教室運営者の方にも役に立つお話をうかがいました。ぜひ最後までご覧くださいね!

 

 

EDIXはどんなイベント?

 

EDIXが開催された東京ビッグサイト。朝から参加者が続々と来場する

 

今回開催されたイベントは、ICT導入・検討のための展示会である「教育ITソリューションEXPO(EDIX)」がメインとなっています。

 

【企業が出展するサービス】
・教材コンテンツ(幼児・児童・学生・社会人向け)
・eラーニング
・ICT機器
・学校業務支援
・セキュリティ

【来場対象者】
・大学関係者
・教育委員会
・小・中・高校関係者
・塾、予備校、専門学校関係者
・その他、学校専門卸、企業の人事・研修部門担当など

以上の関係者が
・施設、教室での課題解決
・製品の比較・検討
・模擬授業やデモンストレーションの体験
・新規発注先の開拓
といった内容をひとつの場所で体験できる展示会、それがEDIXです。

 

企業ブースで開催されるデモンストレーション。毎回参加者で満席となる

 

たとえばTFEの加盟者さんであれば、
・現在プログラミング教室をしているが、英語のレッスンも開講するために教材を検討する
・他の教室が導入していないロボットを探す
・前から気になっていた教材を、自分の教室のスタイルに合わせて導入できるか開発会社と交渉する
といったことができます。

 

この会場では同時に「学校施設・サービス展」も開催されており、学校用品や設備などの展示や相談会も設けられていました。グループワークを促し、アクティブラーニングを発展させる可動式のイスやホワイトボードなど、「学びのかたち」を考えるヒントも豊富です。

 

英語・速読多読・eラーニングなど、新しい教材にもふれられる

 

参加者は学校関係者や教育委員会など、大きな機関の担当者が多いものの、出展企業の多くは小さな教室とも積極的につながりを深めたいという姿勢です。

 

教材にふれ、開発担当者から話を聞くことで見えてくる可能性もあります。「小さな教室だから」と気にする必要はありません!

 

 

TFEも参加!みらいの学びが集まる「学びNEXT」ゾーン

 

「学びNEXT」には、細い通路をはさんでたくさんのブースが集まった

 

TFEが出展したのは、これからの学びを集めた“みらいの学びゾーン・学びNEXT”。
・プログラミング教育
・STEM教育
・Fab Learning
・EdTech(エドテック)
・ゲーミフィケーション
・AI、ロボット
など、新しい学びを体験・選定・検討できるエリアです。

 

TFEメンバ―(竹下・尾市・澤部)と新たに扱う英語教育関連のメンバー

 

プログラミング教材だけを出展した去年から大きく変化し、2018年は専属販売契約を結んだロボットのthymio(ティミオ)、英語教育資格TESOLと3つに増えました。

 

TFEのモバイル開発コースのツール「Monaca」の提供元であるアシアル株式会社と共同でブースを出展

 

tymio(ティミオ)のディストリビューターやTESOLの講師もまじえ、3日間で1000部のカタログを配布。小・中学校や塾、予備校の先生方だけでなく、大学でプログラミングの授業を担当する先生ともお話しするなど、コンテンツを広くPRできた3日間となりました。

 

18日(金)には、「地域の学びステーション エスタ」代表の鈴木先生も来場。PRのサポートをしていただきました!

 

ワイワイキッズスクールの種村先生とエスタ代表の鈴木先生

 

今回、学びNEXTゾーンで感じた昨年度(2017年)とのちがいは、中国(深圳)や韓国の企業が増えたこと。すでにプログラミング教育ではメジャーなコンテンツを発信していた企業だけでなく、新たな企業も続々と出展していました。

 

2018年度は中国・韓国からの参加企業が激増した。ここで日本での代理店の開拓もしている

 

以前は価格と同時に品質も低いものが多く、デザインも子どもにとって魅力的とは言いがたい印象のあったアジア製品ですが、ここ最近、一気に品質やデザインが追いついてきた印象を受けました。

 

EDIX出展時には開発途中で未発売のコンテンツや、日本語テキストが用意されていない企業もありましたが、多くは2~4ヶ月先のリリースを予定しています。日本での販売価格が正式に決定されていない商品も多いので、開発担当者と交渉して教室に必要なカリキュラムを制作してもらう、代理店を通さずに教材の価格を直接交渉できるといったメリットもEDIXならでは。

 

子どもの興味を惹きつけるデザインやコンテンツが増えている

 

ただ、低価格でスピーディーかつ柔軟なサービス提供が大きな魅力となる一方、フィードバックをもとにしたコンテンツの改善や長期的なカリキュラム展開、日本の小中学校に導入されるプログラミング教育についての見識はまだ十分ではない側面も。

 

個々のサービスは魅力的なものが多いので、以下の紹介の記事でもまた詳しく解説していきますね!

 

【参考記事】
ママと遊ぶ、教室で学ぶ。EDIXで厳選!プログラミング教育向けロボット6選
パソコンなしでプログラミング的思考は身につく?世界のボードゲーム7選

 

 

EDIXへは来てよかったですか?~TFE加盟教室の声~

 

参加証があれば出入り自由。食事もできるので、カタログを集めながら時間をかけて検討できる

 

今回のEDIXへは、全国から加盟教室の先生方も来場されました。TFEはすでに導入済みの加盟者さんにとって、EDIXの魅力は何だったのか、どんな目的で来場されたのかを伺いました。

 

① 桑原先生(新潟県:十日町パソコンカレッジ取締役、元SE、現プログラミング教室講師)

 

桑原先生(左)には、プログラミング教育についてのお話もじっくりうかがいました

 

Q EDIXへの来場目的は?

A 小・中・高校生と社会人を対象とした英語教室の導入を考えているので、教材を探しにきました。多読・速読によって4技能を身につける教材や、AIによる発音や会話練習に重点が置かれた教材などに関心を持っています。

 

Q 教室に採用したいと思う教材はありましたか?

AIを活用し、人間同士のような会話だけでなく、まちがいやすいセンテンスや弱点などを指摘してくれる教材アプリを開発している“TerraTalk”や、国語と英語の多読・速読をベースとした教材の“ことばの学校”は魅力を感じました。ただ今年は、希望にジャストフィットする教材は見つけられていません。

 

Q EDIXへは来てよかったですか?

A 本校では、楽しく通ってくれる子どもたちのために、英語や算数(数学)にもレッスンを広げていきたいと思っています。子どもたちが楽しみながら学べることを何よりも大切にしたい。そう考えたとき、教材についても教育についても、同じような熱意を持った開発者とつながるチャンスの多いEDIXは、得るものが大きいと感じています。

 

② 北野先生(新潟県:十日町パソコンカレッジ代表)

昨年もEDIXで教材を即決し、契約した北野先生(左)

 

Q EDIXへの来場目的は?

A 英語教材の導入を考えているので、初日・2日目に来場した桑原先生がいいと思った教材の最終確認に来ました。同行はできませんでしたが、あらかじめ絞ってもらったコンテンツを比較して導入を検討するつもりです。

 

Q 教室に採用したいと思う教材はありましたか?

A 2017年に来場した際は、教室で導入したいと即決した教材に出会いました。今年は桑原先生がピックアップした教材を検討はしたものの、どれもが決め手に欠ける印象です。

 

Q 教室での、どんな課題を解決できる教材を探していますか?

A 十日町パソコンカレッジでは、プログラミング教室に通う小・中学生だけでなく、シニアや職業訓練に通う人たちも学んでいます。今回は英語の教材の他に、子どもだけに限らず、教室に通う生徒さんみんなが、パソコンを使わずにプログラミング的思考を養える教材も探していました。

CAST JAPANはWebサイトを見て以前から関心を持っていたので、ブースに並んでいたカードゲームやボードゲームの使い方を教えてもらってきました。子どもたちのイベントではもちろんのこと、シニアのみなさんとも脳トレ的に楽しく遊べるのではないかと楽しみにしています。

 

Q EDIXへは来てよかったですか?

A 来てよかったです!TFEも尾市さんの「少しでも多くの子どもたちにプログラミング教育を届けたい」という熱意に共感して導入を即決しましたが、EDIXではたくさんの教材の開発者の熱意に直接ふれることができます。

またさらに、ずっと欲しいと思っていた小型のプロジェクターも見つけることができました。まだ発売前ですが、価格も手ごろで希望する機能を備え、イベントにも気軽に持って行けるのでとても満足しています。11月に地元で開催される産業フェスでのイベントで使う予定です。子どもたちが「楽しい!」と思ってくれるようなものを見つけられるのも、EDIXの醍醐味ですね。

 

③ 小松先生(茨城県:パソコンくらぶ彩代表、元エンジニア)

Q EDIXで導入したいと思った教材はありましたか?

A Peper(ペッパー:Softbank)。認知度が高いので、みんなで楽しくプログラミングを実践できるのではないかと感じました。

 

街でおなじみのpepper君も、Scratchによるプログラミングに対応している

 

Q EDIXは去年との違いを感じましたか?

A たった1年ですが、全体的に大きく進化していると感じました。教材の種類も増え、ICTツールも手軽で便利に使えそうなものが多くなっていました。

 

④ 種村先生(千葉県:ワイワイキッズスクール
Q EDIXへの来場目的は?

Scratchジュニアをはじめる前の、3~5歳の子どもたちがプログラミングを学べる教材を探しにきました。EDIXで展示されている教材は小学生以上の子どもに向けたものが多かったので、6月に開催される“ベビー&キッズEXPO”もチェックしようと思っています。

 

Q 教室に採用したいと思う教材はありましたか?

ソビーゴはまだ少ない幼児向けのプログラミング教材とカリキュラムが充実している

 

A 年齢が上がっても、最初に購入した教材を発展させて学べるソビーゴはいいと思ったので、話を聞いて資料をもらってきました。

ソビーゴのアンプラグド教材でプログラミング的な思考を育んで、タブレットが使えるようになったらScratchジュニア、そこからScratchとスムーズに進められる可能性を感じています。本校で対象にしている3歳の子どもたちであれば、親子教室としてお母さんと一緒に学ぶレッスンにもフィットすると思います。

 

Q EDIXへは来てよかったですか?

A はじめてで事前チェックなしで来ると、情報が多すぎてどこを見ていいかわからなくなりますね。今回は「3歳児がプログラミングを学べる教材を探そう」と決めていたので、すぐに絞ることができました。本校は小規模なスクールなので出展社のターゲットにならないのではと思っていましたが、新しい情報に触れられるいい機会でした。

 

秋の大阪会場や2019年度の出展ブースも続々と埋まっている

 

TFEとしては多くのお客さまやプログラミング教育に同じ思いを抱く企業、そして日本のICT教育について、たくさんの情報にふれられた貴重な3日間でした。これからますます過熱するこの分野において、もっと多くの子どもたちにプログラミング教育が届けられるよう、来年も参加することを決定しています。

 

加盟者のみなさまやプロママを通じてプログラミング教育に興味を持って下さった方とはぜひ、来年ここでお会いできますように。来場される際は“株式会社エクシード”のブースまでお声がけくださいね。 みなさまのご来場を心よりお待ちしています!!

 

 

Text by 黒田 靜

 

 

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