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「マイクラでプログラミング」短期集中講座を開こう!実践教室を紹介

 

こんにちは!子ども向けプログラミング教室Tech for elementary(以下、TFE)の澤部アイコです。

 

TFEでは、加盟教室や生徒さんたちからのご要望にこたえ、人気ゲームのマインクラフト(以下、マイクラ)でプログラミングを学ぶ、「マイクラでプログラミング」を新たにご用意しました。

 

レッスンは全4回。夏休みなど長期休暇中の特別講座や、Scratchでプログラミングを学んでいる生徒さんのモチベーションアップに取り入れていただきやすいカリキュラムです。

 

今回はたくさんのお問い合わせをいただいた「マイクラでプログラミング」について、すでに実践されている教室を例にご紹介しますね。

 

 

「マイクラでプログラミング」の内容は?

 

 

TFEが提供する「マイクラでプログラミング」、コース内容は以下となります。

 

レッスン回数:全4回

対象学年:小学3年生〜(適性学年については本文参照)

開講費用:加盟教室での開講無料(参考:TFE加盟費用
マインクラフト(Javaエディション)導入費用:3,000円(PC1台につき)
ソフトのダウンロードは書籍を参考

内容:
・プログラミングの基礎講習
・繰り返し処理
・条件分岐
・豆腐づくり

概要:プログラミングやマイクラ未経験者でも学べ、プログラミングを使った世界観の構築や自己表現の楽しさを学ぶことができる
テキスト・ガイド:なし

 

マイクラは子どもたちからの人気も高く、プログラミングをはじめるきっかけとして優れたコンテンツです。

 

一方で、プログラミングを学ぶためのマイクラはニンテンドーSwitchなどでプレイするゲーム版とはちがいも多く、開講を検討中の加盟者さんからはさまざまなお問い合わせがありました。

 

「TFEの教材だけでレッスンは運営できるか?」という点もふくめ、実際に導入された教室を取材してきましたので、参考にごらんください!

 

 

最適人数は?レッスン方法は?

 

加盟教室のなかでも、いち早く「マイクラでプログラミング」を導入してくださったのは、岡山市の「AUアカデミースクール」を運営する奥原先生。2017年4月からScratchで学ぶプログラミング講座を開講しています。

 

現在「マイクラでプログラミング」で学んでいるのは、5名の生徒さん。

 

うち2人は兄弟で受講、Scratchはすでに1年学んでいます。他の3人はそれぞれ個別で学んでいます。

 

澤部:この度は、レッスンの導入ありがとうございます!実際にレッスンを開講して感じた、ストレートなご意見をお聞かせください。

まず、レッスンの人数はどれくらいが最適ですか?

 

奥原:“同じ内容を同じペースで学べる”ことを前提で2人でしょうか。

「プログラミングとは何か」から始めなければならない生徒や、理解に時間がかかる生徒がいる場合は、1人にかかりきりになることもあります。

 

 

澤部:学年はどうですか?

 

 

奥原:小学5年生以上の生徒は比較的スムーズに理解できています。対象学年は3年生からとありますが、3年生にはむずかしいかもしれません。

ただ、YouTubeでマイクラに興味を持って「どうしても挑戦したい」と受講してくれた2年生の女の子は、時間をかけて説明すると理解できるようになりました。

 

 

澤部:レッスンはどのように進めていますか?

 

奥原:動画を見て、まずは動画の指示にしたがって課題に取り組みます。

 

 

 

 

澤部:生徒たちはスムーズに理解できていますか?

 

奥原:Scratchのレッスンに比べてもペースが早く、はじめてプログラミングを学ぶ生徒は特に、理解するのに時間がかかっています。

くり返し動画を見るだけでは難しいので、ホワイトボードを使って説明し、アンプラグドな教材も用意して理解を深めています。

 

 

動画をおぎなう、アンプラグドなプログラミングを導入

 

 

奥原先生は「マイクラでプログラミング」の動画教材について、

・プログラミングをはじめて学ぶ生徒には、やや難易度が高い
・動画のペースが早い

と感じられました。

 

そこでプログラミング的思考をより感覚的に理解させるため

・ホワイトボードと体を使ったアクティブラーニング
・スタンプを使ったアンプラグドなプログラミング
・家庭での復習用のプリント

を用意。

 

「“左へ1マス進む”という指令は、まず体を左に向け、そこから1マス前進する」とホワイトボードを使って解説しながら、生徒と一緒に体を動かします。

 

その後、アンプラグドで学んだ動きをコマンドで表現するとどうなるか、自作のスタンプを使ってプリントに再現させました。

 

スタンプのならび通りに体を動かしてみて、ねらい通りの動きができるのかを確認します。

 

ここでついに、生徒から「わかった!」との言葉が。動きの順序や向きなど、プログラムとタートルの動きが頭の中で一致した瞬間でした。

 

その後、生徒はパソコン上でもう一度プログラムを再現。スタンプと同じようにプログラミングすると、タートルは思った通りの動きを見せました。

 

 

予定の1時間をフルに使って、第1回のレッスンは終了。帰宅後に学びを定着させ、次のレッスンに向き合ってもらうため、復習用のプリントを配ります。

 

教室では完全に理解できていない生徒も、次のレッスンまでには理解していると奥原先生。マイクラには「続きをしたい」と思わせる魅力があります。

 

澤部:アンプラグドでの学習用スタンプは、どのように作ったのですか?

 

 

奥原:マイクラで使うコマンドをコピーして、消しゴムはんこをひとつずつ彫りました。台座はカッターで簡単に切れる工作用の木材を使っています。

彫るのが難しければ、積み木のような木材にコマンドの絵を描いたり、貼りつけたりしてもいいかもしれません。

 

 

パソコン上ではスムーズに理解できなかった生徒も、体や手先を使って作業することで、気持ちをうまく切りかえられていました。

 

マイクラの講座は全4回。はじめてプログラミングに取り組む生徒に基本的な考え方を定着させ、1人でも再現できるようにするには時間的に十分でない部分もあります。

 

パソコンに触ることもはじめてであれば、短い時間で疲れてしまうことも考えられます。

 

奥原先生が実践されているアクティブラーニングは、他の教室でも有効な手段になりそうですね。

 

 

「プログラミングで興味の対象を広げてほしい」〜保護者の声〜

 

今回は、これまで1年間Scratchでプログラミングを学び、マイクラにも参加してくれたご兄弟の保護者の方にもお話をうかがいました。

 

澤部:「マイクラでプログラミング」にご参加いただきありがとうございます。お子さんたちの様子を見ていて、感じられたことはありますか?

 

 

保護者:娘は比較的何にでも興味を持ってまじめに取り組むのですが、息子は強い関心が持てないと長続きしません。

それでもScratchは1年間続けてこられましたし、プログラミング以上にYouTubeを見ていて大好きだったゲーム、マイクラがしたいと本人が意欲的だったので、Scratchにプラスでこのコースも受講させてみました。

まだ1回目なのでわかっていないこともありそうですが、投げ出さずに取り組んでいたので、少しずつでも理解してくれたらと思います。

 

 

澤部:今後、プログラミングはどのように学ばせたいと考えていらっしゃいますか?

 

 

 

保護者:Scratchやマイクラをきっかけに、ゆくゆくは言語のプログラミングにも取り組んでくれたらいいなぁと思っています。

プログラミングに必要だからローマ字も覚えたいというように、いろんなことに興味を広げてほしいですね。

 

今回は、すでにScratchを1年間受講された保護者の方にお話をうかがいましたが、はじめてプログラミングに取り組む親子にも「プログラミング的思考」を身につけることの意義を、この講座を通してこれまで以上に広くお伝えしていきたいと考えています。

 

「マイクラでプログラミング」講座を通じて、より多くの子どもたちにプログラミングを届けられるよう、TFEでは今後も加盟者さんと連携しながらサポートを続けてまいります!

 

 

Text by 黒田 靜

 

 

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