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PTA主催小学校親子プログラミング体験会~失敗しても平気だよ~

 

2018年12月15日(土)、岡山市の鹿田小学校でPTA主催の親子プログラミング体験会が行われました。

 

参加したのは鹿田小学校1~6年生の児童とその保護者の皆さん。子ども向けプログラミング言語“Scratch”を使った作品づくりを体験していただきました。

 

講師は、岡山市東古松で“プリムアーク キッズ・ロボット プログラミング教室”を運営する渡辺健二先生。ビジュアルプログラミングやロボットプログラミングを通して、子どもたちの論理的思考力や問題解決能力、創造力を養うための講座を開講しています。

 

たくさんの親子が参加してくださった今回の体験会では、子どもたちが初めてプログラミングにふれる時どんなことが起こるのか、何を学ぶのかが具体的に感じられる場面がありました。

 

渡辺先生をはじめ、子ども向けプログラミング教室“Tech for elementary”の講師もご依頼を受けることが増えてきた小学校での“プログラミング体験会”、講座の様子と成果をお伝えします!

 

 

PTA主催、親子参加。人数は?会場の様子は?

 

 

岡山市立鹿田小学校は、生徒数900人を超える大規模校です。休日の開催となったこの日は、2回の体験会にそれぞれ38組の親子が参加してくださいました。

 

主催は鹿田小学校PTAの皆さん。会場の設営や受付などの準備を整え、講師陣を迎えてくださいました。

 

2017年に建て直されたばかりの新しい校舎はパソコンルームの設備も整っており、子どもたちは1人1台パソコンを使って作業を進めました。

 

時間は1講座1時間。親御さんにはお子さんのそばに座って見守っていただきます。

 

メイン講師の渡辺先生の他には、由貴先生、パソコン教室“パソノワ”の大礼先生と平良先生がサポートで参加しました。

 

対象は1~6年生の児童とその保護者の方でしたが、低学年の割合が大きく、兄弟で参加してくださった方もいました。

 

実際の講義が始まる前、おうちの方には「子どもたちの取り組みに口出しをせず見守り、最後にはがんばりをしっかりとほめてほしい」とお伝えしました。

 

プログラミング教室の体験会では、自由に伸びようとする子どもの興味や好奇心が、親の「ここではこうするべき」という固定概念に抑えられてしまう場面があります。

 

プログラミング教育は正しい問題の解き方を覚えるのではなく、自分の力で問題を解く方法を学ぶものです。

 

今回の体験会だけでなく、今後のプログラミング教育が子どもたちにとって有意義なものとなるようお願いしました。

 

体験会の内容

 

 

体験会では、子ども向けビジュアルプログラミングの “Scratch”というソフトを使い、パソコン画面のなかに水族館を作りました。

 

子どもたちは渡辺先生の説明を聞きながら、ひとつずつ操作を進めます。

 

1. マウスの操作ができるかを確認

低学年が多かった今回の体験会では、「基本的な操作ができるだろうか?」という点が心配されていましたが、どの子もスムーズにマウスを使いこなし、レッスンはスムーズに進みました。

 

2. すでに用意されている背景の中から、水族館を選ぶ

Scratchは好きな背景を選び、ゲームやアニメーションを制作することができます。今回は子どもがキャラクターを作りやすい水族館をテーマにしました。

 

3. キャラクターを作成する

(i)筆の使い方
(ii)線の幅の変え方
(iii)絵を描くときのマウスの操作方法
(vi)色のぬり方
(ⅴ)線や色の消し方

プログラミングは未知な作業である一方、お絵かきは子どもたちが慣れた作業です。操作に慣れる意味でも、自分の作品に愛着を持って作業を進めるためにも、オリジナルのキャラクターを作ります。

もしプログラミングに夢中になれなくても、お絵かきは多くの子どもたちが楽しめる作業なので、「プログラミングが苦手だからパソコンも苦手」という意識につながりにくくなります。

 

TFEの体験会では「プログラミングは難しかったけれど、お絵かきはまたやりたい」と言う子も少なくありません。

 

4. キャラクターを増やす

Scratch画面の操作に慣れながら、キャラクターを増やします。

 

5. キャラクターを動かす

ビジュアルプログラミングを使って、キャラクターの動きをプログラミングします。子どもたちは実際にキャラクターを動かす作業のなかで、ひとつの命令に対してはひとつの動きしかしないことなど、コンピュータやプログラミングの特徴を学びます。

 

6.仕上げ

キャラクターが動くようになると、子どもたちは早く動かしたり、ひっくり返してみたり、音を出してみたり、様々なことを試します。

そして一通り満足すると、それぞれのキャラクターを水槽や他のキャラクターとなじむ大きさと速度で動くように整え、自分だけの水族館を完成させました。

 

なかなか操作がうまくいかない子もいますが、試行錯誤しながらパソコンをさわっているうちに思いがけない操作を覚えるなど、それぞれが自分のペースで学びを深めていく様子が見られました。

 

 

保護者と子どもたちからの感想

 

 

体験会では、最後に保護者のみなさんと子どもたちに感想を書いていただきました。

 

たくさんのご意見をうかがった中から、いくつかご紹介します。

 

【子どもたちからの感想】

・パソコンがだいすきになりました(1年男)

・むずかしいこともあったけど、うまくできてたのしかった(2年男)

・自分の想像が作れて楽しかった(3年女)

・時間が短かった(3年男、他多数)

・自分で水族館が作れるなんてすごい(4年女)

・いろいろなものがつくれて自由な世界だと思った(4年男)

・いろんなことを自分でできるから面白かった(4年女)

・たくさんの動きややり方が自由にあっておもしろかった(5年男)

・自分の作ったものが動いてびっくりした(5年女)

・プログラミングはもっとむずかしいのかと思っていたけど、身近でできそうな気がした(5年男)

 

この他、短い文章のなかに何度も「楽しかった」とくり返し、この日の気持ちを伝えてくれた子もいました。

 

子どもたちの感想から見えてきたのは、自分の思いを自由に表現できたことへの喜び。すでにプログラミングを経験したことのある子も何人かいましたが、多くは初めてふれるプログラミングへの不安を感じながら参加してくれていました。

 

その分、「何をしてもいい」世界で自分の思いを形にできたことは、うれしい経験となったようです。

 

【保護者の方から】

◎事前の不安

・子どもたちの集中力が続くのか

・子どものレベルに差があったとき、予定通りに進むのか

・内容が理解できるか

 

◎感想

・我が子も含めてどの子も目をキラキラさせていたので、本当に子どもはこういうことが好きなのだと思います

・楽しんでできる内容だったので、これなら興味がわくと思った

 

アンケートでは、多くの親御さんが「期待どおりの内容だった」、「難易度はちょうどよかった」とご回答くださいました。

 

すでにScratchや子ども向けプログラミングの経験を持つ親御さんからは、継続して開催し、難しいことも教えてほしいとのご要望もいただきました。

 

保護者の方と子どもたちからの感想を見ると、多くの保護者の方は体験の時間を「ちょうどよかった」と回答しているのに対し、子どもたちは「短かかった」と感じていていました。

 

今回だけでなく、TFEの体験会に参加してくださるおうちのかたは、お子さんがご家庭で宿題に取り組む様子と、プログラミングに取り組む様子はずいぶんちがうと驚かれます。子どもたちが夢中になったとき、どれほどの集中力があるかを見ていただけたことも成果のひとつです。

 

 

プログラミングで経験する「はじめての失敗」

 

カラフルな魚が水槽を泳ぎます

 

私たちTFEの講師陣はこの体験会に参加させていただき、子どもたちが非常にうまくマウスを操作することや、真剣に話を聞く態度に驚きました。

 

学校やご家庭でのご指導のたまものであることを実感すると同時に、慣れた分野では高い能力を発揮できる子たちが、プログラミングでは初めて向き合わなければならない問題があることも感じました。

 

読み書き計算といった学校の勉強は、おうちや塾で予習することができます。学校の授業でははりきって手をあげ、発言し、高い点数をとることもできるでしょう。

 

一方でプログラミングはおうちで学習するにはまだ難しい部分もあり、すべての保護者の方が教えられるものではありません。子どもたちは友だちも先生もいる教室で一人、「出たとこ勝負」をしなければならないのです。

 

今回の体験会でもまわりの子が作業を進めるなか、パソコンの操作がうまくいかない子や、どうしても納得できるキャラクターを完成させられない子がいました。

 

子どもたちは目に涙をためながらがんばっていましたが、これが「教室でのはじめての失敗」である子もいたかもしれません。

 

焦りや不安、「わからない」と言えない孤独感。これは今回だけでなく、これからプログラミングにふれる全ての子どもたちが向き合うものです。

 

幸い今回は保護者の方も参加してくださり、必要な場面ではお子さんをサポートしてくださいましたが、2020年からは子どもたちだけで取り組むことも増えます。

 

そんな時、子どもたちが「失敗してもいい、何度でもやり直せる」ということを知っていたら、それだけで乗り越えられることはたくさんある。サポートする私たちも、多くのことを学んだ研修会となりました。

 

鹿田小学校の先生方、PTAの皆さま、そして参加してくださった児童と保護者の皆さま、本当にありがとうございました!

 

 

Text by 黒田 靜

 

 

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