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効率の良いプログラミングイベント開催方法は?

 

こんにちは!子ども向けプログラミング教室”Tech for elementary(以下、TFE)“本部の澤部アイコです。

 

2019年2月8日、TFEでは兵庫県三木市でプログラミング教室を運営する大礼有里先生を講師にお招きし、オンラインセミナーを開催しました。

 

タイトルは「ITキャンプ開催セミナー」。

 

2018年の夏休みに実施したプログラミングキャンプについて、様々なお話をうかがいました。

 

 

運営教室について

 

 

大礼先生の運営するパソコン教室「パソノワ」では、

・大人向けのパソコン講座
・シニアを対象とした脳を鍛えるトレーニング
・子ども向けプログラミング教室、ロボット教室

を開講されています。

 

子ども向けの講座はこちら。

・Scratch初級の「はじめてのプログラミング」
・中級の「プログラミングドリル」
・上級の「アルゴリズムトレーニング」
・テキストプログラミングの「はじめてのアプリ開発コース」
・ヒューマンアカデミーのロボット教室

 

教室ではシステムエンジニアの平良先生も、講師や教材開発に携わっています。

 

大礼先生と平良先生は関西キャンプの責任者として、集客・運営・講師を担当しました。

 

 

2018年ITキッズサマーキャンプ概要

 

 

2018年、TFEでは関東と関西2拠点で、ITキャンプを開催しました。

 

【関西でのキャンプ概要】

開催地:兵庫県三木市 三木山森林公園 森の文化館

開催日時:2018年8月25日(土) 9:30~18:00

対象年齢めやす:小学校1~6年生

定員:40名(実際の参加人数は20名)

持ち物:昼食・水筒・筆記用具

参加費:14,800円(教室を通じて事前予約の場合12,800円)

保護者:参加しない

内容:
①ドローンプログラミング(Airblock)
②ロボットピンボール(Sphero スフィロ)
③ロボットレーシング(mBot エムボット)
④ストップモーションクリエイター(Video)

 

【集客】

キャンプのために行った集客は以下の5つ。

①校門前配布

チラシを2,000枚ほど用意し、近隣の小学校前で配布。夏休みに入ると子どもたちは登校しないので、終業式直前に慌てて配布となってしまったことが反省点。

 

②ポスター

A2サイズのポスターを作成し、図書館などに貼らせてもらった。かかった費用は50枚で5,000円ほど。

 

③お出かけ情報サイト掲載

子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」”に掲載。登録は無料で費用はかからなかった。「子どもだけで参加」などのチェックボックスがあり、情報を伝えやすい。

 

④三木市の広報誌

3万部ほど配布される、地元三木市の広報誌に掲載。費用は24,000円程度。

 

⑤その他

TFE本部が出稿したFacebook広告。

 

このなかで効果が高かったのは、校門前配布とお出かけサイト。特にお出かけサイトからは、県外などの遠方を含め、校門前配布と同じくらいの申込みがありました。

 

反対に、効果が感じられなかったのは市の広報。こちらからの問い合わせはありませんでした。

 

【事前準備】

①会場の選定と下見

会場となった三木山森林公園は、研修施設や美術館のほか、バーベキューなども楽しめる大規模な公園施設。高速道路のインターが近いので、家族連れなど県外からの来場者も多く、広い駐車場も完備されています。

会議室の使用料は、午前9時から午後18時までで14,000円でした。

難しかったのは、ドローンの使用許可を取ること。会議室が全面ガラス張りであったため、施設側からはぶつかって破損することがあるのではないかと懸念されました。

大礼先生は事前にドローンを持参し、安全であることを説明。それでも自由に飛ばすことは認められず、天井にある照明の周辺にネットを張ることを約束し、なんとか許可を得ました。

 

②機材の準備

キャンプで使用した機材
・ドローン:10台
・mBot:10台
・Sphero:10台

機材は関東でのキャンプ運営者から郵送され、事前に教室で全機の動作確認をしました。mBotなど乾電池で動くものは、すべて新品をセットしました。

機材はどれもデリケートなため、子どもたちにはイベント開始時と各講座の最初に、ていねいに扱うように指導しました。

 

③サポートスタッフ

この日は大礼先生と平良先生のほか、パソコン教室の講師の先生(大礼先生の知人)、”姫路キッズプログラミングJump“講師の横谷先生、TFE代表の尾市がスタッフとして参加しました。

 

④グループ分け

参加者は大礼先生の教室「パソノワ」の生徒さんや、友だち同士で参加してくれた子、1人で参加してくれた子と様々。大礼先生は事前に、申込み時の希望などもふまえて、教室の生徒さんと教室外の参加者をペアにするグループ分けを行いました。

「プログラミングに詳しくなくても、知識のある子とスムーズに進められるように」との配慮からでしたが、よく知っている教室の生徒がリードしてしまう場面もあり、大礼先生は「ちがう組み方をしてもよかったかもしれない」とふり返ります。

 

【当日の流れ】

①ドローンプログラミング(Airblock)

ビジュアルプログラミングに慣れることを目標としたドローンの講座では、2人1組であらかじめ決められたプログラムを作成し、ドローンをプログラムどおりに動かしました。

施設の制約のなかでも安全に楽しめるよう、子どもたちはドローンに触れず、着地したドローンは講師が取りに行くことを徹底。子どもたちのケガ対策にもなりました。

大礼先生は「できればもっと自由に動かしてもらいたかった」としながらも、ドローンは急上昇など、個体差の管理が難しい面も指摘。会場や参加児童の安全に配慮するという点では、ベストな方法だったのではないかと話しています。

 

②ロボットピンボール(Sphero スフィロ)

 

 

この講座では当初、床にボーリングのピンを置き、プログラミングしたボール状のロボット(Sphero)で倒すゲームを予定していました。

ところが会場の床がじゅうたんであることから、ボールの軌道が変わってしまうことが判明。急きょ机の上に番号を書いた紙を置き、その上をピンボールのように動かして獲得した点数の合計を競う内容に変更しました。

子どもたちはこの講座で、はじめて自分が思うようにプログラムを組んで動かしました。Spheroの扱いやすさに加えて、ドローンでビジュアルプログラミングに慣れていたことで、学習はスムーズに進行。イベントでは非常に活用しやすい教材だったと大礼先生はふり返ります。

一方、Spheroのデメリットは充電式でバッテリーがあまり長くもたないこと。プログラムを組んでいると消耗してしまうので、ランチ休憩中に充電し、午後からゲームを実施しました。

 

③ロボットレーシング(mBot エムボット)

 

mBotを使用したロボット講座でも、床がじゅうたんであることが問題に。同じプログラムで走らせても、動かすたびに軌道がかわることがわかりました。

そこでSpheroと同様に机の上を走らせ、設置された風船を一周して、自分の手元に帰ってくるゲームに変更。プログラミングと実走の誤差は「体育館のような広い場所を走らせるのであれば、気にならない程度」でしたが、机の上で走らせたため、「プログラミングどおりに走らない」という感覚が気になったと大礼先生は話します。

一方、コンパクトなSpheroに比べ、それなりの大きさと表情のあるmBotは、子どもたちから「かわいい!」と好評。キャンプに参加していたパソノワの生徒さんの中には、終了後にプライベートで購入した子もいました。

 

③ストップモーションクリエイター(Video)

 

 

最後のストップモーションクリエイターでは、2人1組で活動していたグループを5~6人1組に変更し、動画を作成しました。

チームを作るにあたって、大礼先生は「必ずみんなが出演すること」というルールを決めています。

「チームワークが重視される動画作成を、最後の講座にしてよかった」と大礼先生。子どもたちはそれまでの講座を通して仲よくなり、最後はとても楽しそうに活動する様子が見られました。

一方、動画作成では特に「どんなものを作りたいか」についてアイデアを出すことが重要となるため、スムーズに意見をまとめられないグループもあります。講師が話し合いに加わるなど、サポートが必要となる場面もありました。

制作した動画は修了式で上映し、この日の成果として保護者の方にも見ていただきました。また特設サイトを用意し、キャンプの参加者は閲覧できるようにお知らせしました。

ストップモーションは、子どもたちのモチベーションを上げることや、IT機器の使用、メディアリテラシーを学ぶには適した教材です。キャンプ終了後も、何人もの参加者が「自宅でも制作した」と報告してくれました。

一方、ストップモーションは他の教材に比べて“プログラミング”のインパクトが弱く、「単体でプログラミングイベントのテーマにするには難しさを感じる」と大礼先生は話しています。

 

まとめ~イベントを終えて~

 

 

全国の加盟者さんのサンプルとして、試験的に開催された2018年のITキャンプ。2019年以降の実施と、イベントとしての観点から大礼先生は次のように話しています。

 

【反省点】

①「どんな昼食を持たせればいいのか」など、昼食を心配する保護者が多かった。昼を挟まないイベントにした方が、保護者の負担は少ない。

 

②地域的に見て、14,800円の参加費は高額だったように感じる。1回2講座で午前・午後に分ける、1講座3,000円などで好きな講座を選べるなどの方が、気軽に参加してもらいやすいかもしれない。

 

③夏休みに入るため、校門前配布は終業式までに余裕をもって行う必要がある。8月の開催日までにはまだ時間があると思っていたら日程が少なくなって慌てた。

 

④最初に会場を予約した日が小学校の登校日と重なっていることがわかり、急きょ変更した。

 

【開催によるメリット】

①参加者の中から、新たに3名がプログラミング教室に入会した。

 

②イベントの開催や普段扱わない教材を使った講座の開講で、教室としての経験値が上がった。

 

③公共の施設で開催したことで、教室では不可能な場所でもポスターを貼らせてもらえた。

 

④会場を借りたことで、普段教室へ通っている子どもたちにも特別感があった。ただ教室で開催した方が、新規会員の集客にはつながりやすいのではないかと感じる。

 

【2019年度のキャンプ開催について】

2019年度の予定は決まっていないが、実施するのであれば1講座あたりの定員を減らし、教室で開催したいと考えている。

 

講師の平良先生は準備から撤収、機材の返却までをふり返り、「大変ではあったけれど、ひとつのイベントとして完成させたい思いがあったので、すべての工程を楽しめた」と話します。

 

ズラリと並べた機材や、準備の様子は教室のブログに随時掲載。教室へ来る子どもたちも興味津々で見守ってくれたとのこと。集客や経験値だけにとどまらない、キャンプ以外の場所でのつながりや、気持ちの盛り上がりも感じられたそうです。

 

大礼先生・平良先生、有意義なお話をありがとうございました!

 

 

Text by 黒田 靜

 

 

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